またもや病院

2003年12月11日
 
えーと、先週病院に行ったあと、
 
寝ている親に「新たな腫瘍がみつかった」と報告した。(笑)
 
次の朝、もう出勤しなければというか
 
すでに5分前に家を出てなければならない時に父親につかまった。
 
 
父「おまえ、腫瘍がみつかったって?」
 
私「うん、今度他の先生に診てもらう。」
 
父「いつだ?」
 
私「来月。」
 
 
父( ̄□ ̄;)
父「そんなに遅いのか!?」
 
私「癌じゃないよ♪って先生言ってたし。」
 
 
父「もっと全身検査したほうが良い。
  人間ドックに行け。
  ほら、20万くらいの○○病院でやっているだろ。」
 
私「え〜?高いよぉ。」
 
父「MRIは腹部だけだろ?
  ほかのところも心配だから受けろ。
  金はオレが出すから予約してこい。」
 
 
 
なんていう、意外にも父の心配が大きかった。
 
 
父も、彼女も、そして彼氏も
もっと大きな病院へ行って検査を受けろと言う。
 
 
こんなにも心配されると、来月まで放って置くというのも
ムリな気がしたので、
しょうがなく病院に電話をして予約を取り直しました。
もう、大変な作業だったよ。
電話はタライ回し。
3部署に事情を話して予約を入れました。
 
 
そして予約当日。
ショックな宣告を受けてもいいように
会社は1日休みを取りました。(爆笑)
 
 
予約は9時半。
いつもは伸びて伸びて1時間待ちなのだが
今日はすんなり呼ばれる。
 
Dr「あれ?来月じゃなかった?(^-^)」
 
私 「両親が心配して早く診てもらえと言うので(笑)」
 
Dr「あはは、まあご両親にとっては大事な娘さんだから
   心配して当然だね。」
 
 
さて、放射線科での読影の結果は
5センチと3センチの良性腫瘍。これは前から知っているやつね。
そして問題の影だけど、T1強調画像で低信号、T2強調画像で高信号の3×2センチの影がある。
〜中略〜
これは偽○腫だと思われる。
また、○○腺腫瘍・○○腺癌の可能性も否定できない。
と言う診断結果でした。
ま、可能性は否定できない!ってことだからあんまり気にしないでいいから。
それで外科なんだけど、
僕としては○○腫瘍の疑いを否定したい。
だから1度診察をしてもらいましょう。
 
 
 
ちゅーことで早速同じ病院内の外科を受信しなおす。
先生にもお手紙を書いてもらって、
写真室からMRIも出してもらって、
外科は予約なしのカタチで飛び込みました。
 
 
 
10時には外科待合室にいたのですが
もう、待てど暮らせど呼ばれない。
 
持っていったマンガに読み飽きて、
イスに置き去りにされた誰かの新聞を読んで、
それでも呼ばれないので、ふと待合室を観察したら、
4メートルくらい前に座っている20代前半のお兄ちゃんが、がっくり落ち込んでいる。よくよく見てみると、足元には女性がすがるようにしゃがみ込みお兄ちゃんに一生懸命話しかけている。
 
 
 

え?(・_☆)きらりーん
なにかありましたか?(笑)
 
もしかして、癌と宣告された?
「痔」でパンツおろしたのがショックだったとか?
なにかの手術が決まった?
運動選手で再起不能と言われた?
 
 
色々な妄想をしてみましたが、よくわかりません。
 
ちょこっと近づいて盗み聞きをしようと移動。
 
が、女の人がお兄ちゃんに
「がんばった!よくがんばった!」
と励まして立ちあがり、二人は退場。
 
 
・・・行っちゃった。
 
 
退屈すぎる。
 
だれか適当な人に話しかけてみようかな?
「待ち時間長いですよね。」
「いつも混んでいますね。」
「どこがお悪いんですか?」
 
「胃がん末期です。」
  ( ̄□ ̄;)!!
 
だめだ、重病すぎたらシャレにならん。(笑)
話しかけることは断念。
 
 
 
そして私が診察室に呼ばれた。
 
Drは
「う〜〜んと○○腫瘍を心配しているということね。うん、まず放射線科の判断で良いと思います。
〜中略〜
これからも引き続き経過観察をしていってね、もしも大きくなるようならその時また考えましょう。
とりあえず3ヶ月後にMRIで良いでしょう。
ほかの検査としては、CTや大腸バリウムもあるけど、受けたい?
はっきり言ってMRIより多くの情報が得られるとは言えない検査だし、苦痛のわりには新しい情報は得られないと思うんだよね。
受けなくていいのね?(笑)
 
あとね、僕が主に診るものは、もう癌で大きくひどい物ばっかりだから、小さいのはね、よくわかんないっていうのが本音。(爆笑)」
 
 
なんともたいしたことのない診察結果でした。
(´ヘ`;)ハァ(爆笑)
 
 
 
 
 
 
 
まあ、いっか!
 
これで経過観察処分となりました。
かぎりなく白っぽいグレーという結果でした♪
 
 
気分が良いので友達に電話をして遊ぶ。
 
すると彼氏から昼の2時ごろ電話がきた。
「病院どうだった?」
 

「(。_゜) ほえ?
 心配してくれてるの?」
 

「うん、心配だよ。」
 
 
 
へー、へー、へー・・・。
 
彼氏が私の病気のことを心配するどころか、
検査日まで覚えていたとは、本当に意外だ!!!
 
 
 
よく理解できないが、
彼はやっと私が病気だということを理解したのだろう。(笑)
 
 
 
 
 

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